歯ならびと滑舌

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

今回は歯ならびと滑舌についてお話ししたいと思います。

滑舌が悪い原因

滑舌が悪い原因は人それぞれで様々な要因が考えられます。

早口や抑揚がないなどの話し方の問題、不安が強い、緊張してしまうなどの心理的な問題、姿勢や呼吸の仕方が悪い、顔の筋力が弱いといった体の使い方の問題などがあります。

そして、歯ならびが悪いことが舌の動きを制限していることもあります。

矯正歯科では、歯ならびを改善するとともに、顔や口腔周囲筋の筋力を鍛えるトレーニング(筋機能訓練)を行うことで滑舌の改善が可能です。

歯ならびと発音

顔や口腔周囲筋の筋力が弱いことが歯ならびと滑舌の両方に影響することがあります。

具体的には、唇を閉じる力が弱いと出っ歯になりやすく、「マ行」「パ行」などの発音が難しくなります。

舌の力が弱いと受け口や開咬になりやすく「ダ行」「ラ行」「ナ行」などの発音が難しくなります。

歯ならびが少しガタガタしているだけであれば、筋肉の力は関係なく、発音時に空気が抜ける、あるいは唇や舌が飛び出している歯に当たるなどて発音しにくい場合もあります。

 

どの部位の筋力が弱いかを把握し矯正治療と筋機能訓練を併用することで、歯ならびと滑舌の両方を改善することが可能です。

 

以上、歯ならびと滑舌についてお話ししました。

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口腔筋機能療法(MFT)

治療例-開咬を伴う上顎前突

 

 

 

歯が動く仕組み

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

今回は、歯が動く仕組みについてお話ししたいと思います。

歯と骨の間にある歯根膜

私たちの歯はあごの骨に埋まっていますが、歯と骨の間にはクッションの役割をする「歯根膜」が存在します。

歯根膜には、食べ物の噛み応えを脳に伝えたり、咬む力を調整する役割もあります。

破骨細胞と骨芽細胞

長時間、歯に力をかけることによって歯根膜が圧迫されると、血管内から破骨細胞が集まってきます。

破骨細胞は名前のとおり骨を壊して吸収し、これによってできたスペースに歯が動いていきます。

一方、引っ張られる側、つまり歯が元々あった場所は、骨芽細胞によって新しい骨で満たされます。

図1

 

このように、矯正治療では、局所における破骨細胞と骨芽細胞による吸収と添加(新陳代謝)を利用して歯を移動させていきます。

歯が動く時の痛み

破骨細胞・骨芽細胞が集まってくるとき、同時に痛みの原因物質がでてきます。

そのため、ワイヤーを交換したら1〜2日は固い物を食べにくいことがあります。(患者さんによって、痛みの感じ方は様々です。)

以上、歯が動く仕組みについてお話ししました。

DMFT指数

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

今回はDMFT指数についてご紹介したいと思います。

DMFT指数とは

DMFT指数は、集団における一人当たりの永久歯のむし歯経験を表す指標です。一人平均DMF歯数とも呼びます。

D:未処置のむし歯(decayed tooth)

M:むし歯による喪失歯(missing tooth)

F:むし歯を治療した歯(fillied tooth)

DMFT指数=被験者全員のDMF歯の合計/被験者数

で算出します。

12歳のDMFT指数

とくに、永久歯列が完成する12歳でのDMFT指数が、国際的によく用いられます。

日本では、平成28年における12歳DMFT指数は0.84です。

12歳で1本むし歯になると平均を上回ってしまうことになります。

平成7年では3.72、平成17年では1.82ですので、ここ20年でむし歯の数は大幅に減少しました。

むし歯の予防効果があるフッ素の普及が、その大きな理由の一つと考えられています。

 

以上、DMFT指数についてお話ししました。

歯みがき指導をしてきました

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

6月4日から10日まではむし歯予防週間でした。

毎年この時期には校医を担当している小学校に歯みがきの仕方をお話ししに行きます。

今年も2年生の3クラスを、三日に分けて訪問しました。

元気いっぱいの2年生ですが、みんな真剣に話を聞いてくれて歯みがきを練習してくれました。

かかりつけの歯科で歯みがき指導を受けるのとは違い、友達と一緒に行うことでより前向きに取り組んでもらえたのではないかと思います。

この機会に、一人で上手に歯みがきができるようになってもらえれば幸いです。

しどう

裏側矯正(舌側矯正)の技工

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

今回は裏側矯正(舌側矯正)の技工についてお話ししたいと思います。

表側と裏側のボンディング法の違い

表側矯正では通常、個々の歯につける装置(ブラケット)は、直接歯に接着していきます。この方法をダイレクトボンディング法といいます。

ブラケットをつける位置は、歯の中央、あるいは切端から何mmと決められています。(テクニックによる違いがあります。)

 

一方、裏側矯正では、歯の裏側を直視するのが難しく、凹凸のある形状であるため、ダイレクトボンディング法で正しい位置に接着することは困難です。

患者さんによって歯の厚みも異なるため、ブラケットの角度を微調整する必要もあります。

裏側矯正の技工

裏側矯正では、まず歯型から治療後の歯並びを想定した予測模型を作成し、予測模型上でブラケットをつける位置を決定します。これをインダイレクトボンディング法といいます。

既成の裏側矯正用ブラケットを使用する場合は、各歯のブラケットをトレーで固定し、口腔内で再現します。

またブラケットを金属鋳造によって作成する方法もあります。

 

裏側矯正の技工はオーダーメイドであるため治療費が高くなる要因の一つではありますが、とても精密な作業であり、矯正治療の仕上がりに大きく影響するため、大変重要な作業工程と言えます。

 

以上、裏側矯正の技工についてお話ししました。

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