歯ならびと指しゃぶり

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

今回は歯ならびと指しゃぶりについてお話ししたいと思います。

歯の位置と軟組織

歯の位置は舌、口唇、頬などの軟組織(=口の周りの筋肉)に大きく影響を受けます。

具体的に言うと、舌が口の中から外に押す力と、口唇や頬がそれを受け止める力の、バランスが取れた位置に歯が並びます。

しかし、指しゃぶりがあるとそのバランスが保てず歯が前に出てきてしまいます。

親指しゃぶりが強い場合には上顎骨そのものが前に押され側方歯部は頬筋で圧迫されV字型の歯列になります。

こうなると歯だけではなく骨格そのものが出っ歯(骨格性上顎前突)となり永久歯列にも影響します。

また、奥歯が咬んでいるのに前歯が咬んでいない状態(開咬;かいこう)になることも多く、くわえる指によって反対咬合あるいは顎が横にずれる交叉咬合になることもあります。

指しゃぶりをやめる時期

歯ならびへの影響を防ぐには原因となる指しゃぶりをやめることができればよいのですが、乳幼児期の指しゃぶりはこころと行動の発達に深く関係しており、無理にやめさせようとすると別の癖が現れることがあります。

3~4歳になると周囲の子と接する機会も増え、しない子を見て自然とやめることが多いですが、4歳を過ぎても強い指しゃぶりがある場合はやめる方向に導いてあげることも必要になってきます。

5歳ころまでに指しゃぶりがなくなれば、歯ならびに大きく影響することはないでしょう。

他に歯ならびに影響を及ぼす習癖として、咬唇癖、弄舌癖、咬爪癖などがあります。

 

歯ならびと指しゃぶりについてお話ししました。

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