歯ならびとスポーツ

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

今回は歯ならびとスポーツについてお話ししたいと思います。

スポーツマンは歯が命

「歯を矯正したらスポーツの成績が良くなるでしょうか?」という質問を受けることがあります。

歯ならび、特に奥歯の咬み合わせが安定していると身体能力が発揮されやすくなるといわれています。

矯正治療では前歯の見た目だけでなく、奥歯の咬み合わせも整えることができます。

 

適正な奥歯の咬み合わせは筋力アップ、重心の安定化、スポーツパフォーマンスの向上などの効果が得られるということが日本スポーツ歯学会などでも報告されています。

球技においては素早く動きながら敵・味方・ボールの位置を正確に把握しなければなりません。

スキーや体操では高度なバランス感覚が要求されます。

咬み合わせが安定することで頭部が固定されると、これらの目から入る情報を動作に正しく反映させることが可能になると言われています。

多くのトップアスリートがマウスピースを使用することで奥歯の咬み合わせを一時的に安定させ、集中力とパフォーマンスを向上させています。

 

ただし、咬み合わせと脳との繋がりの因果関係は科学的な根拠には乏しく、まだ十分に解明されていないのが現状です。

今後の研究に注目したいと思います。

 

以上、歯ならびとスポーツについてお話ししました。

 

 

 

舌側矯正治療例-楽器演奏者

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

許可をいただいた患者さんの治療例をご紹介します。

症例

12歳女子。前歯の並びを主訴に来院されました。

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レントゲン検査の所見では、下顎骨がやや小さく、前歯の唇側傾斜が認められました。

治療方針と治療結果

上下左右の第一小臼歯の抜歯を伴うマルチブラケットシステムによる治療を行うことになりました。

患者さんは吹奏楽部でクラリネットを演奏しており、下顎の表にブラケットをつけると音を出すのが難しくなるかもしれないとのことだったので、下顎前歯部は舌側矯正(裏側矯正)を行うことにしました。

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治療期間は1年10か月でした。

吹奏楽と矯正装置

クラリネットやサックスなどの木管楽器は、楽器のマウスピースを口にくわえる際に下口唇を内側に巻き込むため、下顎表側のブラケットが邪魔になることがあります。

また、トランペットやホルンなどの金管楽器では、マウスピースを唇に押し当てるため、上下ともに表の装置では音が出にくいことがあります。

 

吹奏楽をされる方は、舌側矯正(裏側矯正)を検討されてみてはいかがでしょうか。楽器の音色も美しく変わるかもしれません。

 

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矯正治療例 舌側矯正

歯ならびと滑舌

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

今回は歯ならびと滑舌についてお話ししたいと思います。

滑舌が悪い原因

滑舌が悪い原因は人それぞれで様々な要因が考えられます。

早口や抑揚がないなどの話し方の問題、不安が強い、緊張してしまうなどの心理的な問題、姿勢や呼吸の仕方が悪い、顔の筋力が弱いといった体の使い方の問題などがあります。

そして、歯ならびが悪いことが舌の動きを制限していることもあります。

矯正歯科では、歯ならびを改善するとともに、顔や口腔周囲筋の筋力を鍛えるトレーニング(筋機能訓練)を行うことで滑舌の改善が可能です。

歯ならびと発音

顔や口腔周囲筋の筋力が弱いことが歯ならびと滑舌の両方に影響することがあります。

具体的には、唇を閉じる力が弱いと出っ歯になりやすく、「マ行」「パ行」などの発音が難しくなります。

舌の力が弱いと受け口や開咬になりやすく「ダ行」「ラ行」「ナ行」などの発音が難しくなります。

歯ならびが少しガタガタしているだけであれば、筋肉の力は関係なく、発音時に空気が抜ける、あるいは唇や舌が飛び出している歯に当たるなどて発音しにくい場合もあります。

 

どの部位の筋力が弱いかを把握し矯正治療と筋機能訓練を併用することで、歯ならびと滑舌の両方を改善することが可能です。

 

以上、歯ならびと滑舌についてお話ししました。

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治療例-開咬を伴う上顎前突

 

 

 

歯が動く仕組み

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

今回は、歯が動く仕組みについてお話ししたいと思います。

歯と骨の間にある歯根膜

私たちの歯はあごの骨に埋まっていますが、歯と骨の間にはクッションの役割をする「歯根膜」が存在します。

歯根膜には、食べ物の噛み応えを脳に伝えたり、咬む力を調整する役割もあります。

破骨細胞と骨芽細胞

長時間、歯に力をかけることによって歯根膜が圧迫されると、血管内から破骨細胞が集まってきます。

破骨細胞は名前のとおり骨を壊して吸収し、これによってできたスペースに歯が動いていきます。

一方、引っ張られる側、つまり歯が元々あった場所は、骨芽細胞によって新しい骨で満たされます。

図1

 

このように、矯正治療では、局所における破骨細胞と骨芽細胞による吸収と添加(新陳代謝)を利用して歯を移動させていきます。

歯が動く時の痛み

破骨細胞・骨芽細胞が集まってくるとき、同時に痛みの原因物質がでてきます。

そのため、ワイヤーを交換したら1〜2日は固い物を食べにくいことがあります。(患者さんによって、痛みの感じ方は様々です。)

以上、歯が動く仕組みについてお話ししました。

DMFT指数

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

今回はDMFT指数についてご紹介したいと思います。

DMFT指数とは

DMFT指数は、集団における一人当たりの永久歯のむし歯経験を表す指標です。一人平均DMF歯数とも呼びます。

D:未処置のむし歯(decayed tooth)

M:むし歯による喪失歯(missing tooth)

F:むし歯を治療した歯(fillied tooth)

DMFT指数=被験者全員のDMF歯の合計/被験者数

で算出します。

12歳のDMFT指数

とくに、永久歯列が完成する12歳でのDMFT指数が、国際的によく用いられます。

日本では、平成28年における12歳DMFT指数は0.84です。

12歳で1本むし歯になると平均を上回ってしまうことになります。

平成7年では3.72、平成17年では1.82ですので、ここ20年でむし歯の数は大幅に減少しました。

むし歯の予防効果があるフッ素の普及が、その大きな理由の一つと考えられています。

 

以上、DMFT指数についてお話ししました。

歯みがき指導をしてきました

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

6月4日から10日まではむし歯予防週間でした。

毎年この時期には校医を担当している小学校に歯みがきの仕方をお話ししに行きます。

今年も2年生の3クラスを、三日に分けて訪問しました。

元気いっぱいの2年生ですが、みんな真剣に話を聞いてくれて歯みがきを練習してくれました。

かかりつけの歯科で歯みがき指導を受けるのとは違い、友達と一緒に行うことでより前向きに取り組んでもらえたのではないかと思います。

この機会に、一人で上手に歯みがきができるようになってもらえれば幸いです。

しどう

裏側矯正(舌側矯正)の技工

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

今回は裏側矯正(舌側矯正)の技工についてお話ししたいと思います。

表側と裏側のボンディング法の違い

表側矯正では通常、個々の歯につける装置(ブラケット)は、直接歯に接着していきます。この方法をダイレクトボンディング法といいます。

ブラケットをつける位置は、歯の中央、あるいは切端から何mmと決められています。(テクニックによる違いがあります。)

 

一方、裏側矯正では、歯の裏側を直視するのが難しく、凹凸のある形状であるため、ダイレクトボンディング法で正しい位置に接着することは困難です。

患者さんによって歯の厚みも異なるため、ブラケットの角度を微調整する必要もあります。

裏側矯正の技工

裏側矯正では、まず歯型から治療後の歯並びを想定した予測模型を作成し、予測模型上でブラケットをつける位置を決定します。これをインダイレクトボンディング法といいます。

既成の裏側矯正用ブラケットを使用する場合は、各歯のブラケットをトレーで固定し、口腔内で再現します。

またブラケットを金属鋳造によって作成する方法もあります。

 

裏側矯正の技工はオーダーメイドであるため治療費が高くなる要因の一つではありますが、とても精密な作業であり、矯正治療の仕上がりに大きく影響するため、大変重要な作業工程と言えます。

 

以上、裏側矯正の技工についてお話ししました。

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口腔筋機能療法(MFT)

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。今回は口腔筋機能療法(MFT)についてお話ししたいと思います。

今回は口腔筋機能療法(MFT)とは

口腔筋機能療法はMFTとよばれ、oral myofunctional therapy の略語です。

・歯列の発達や構音(発音)の発育を妨げる指しゃぶりなどの口腔習癖

・低位舌や口唇閉鎖不全などの口腔周囲器官の不正な姿勢

・舌突出などの関連する筋肉の不調和や異常な行動パターン

以上のことを訓練により改善し、口腔周囲の正しい姿勢と機能を獲得する治療法です。

 

上記の機能障害は歯ならびやかみ合わせが悪くなる原因の一つであり、また、かみ合わせの異常が機能障害の原因となることもあります。

こういった、機能障害を伴う不正咬合では、呼吸、構音、摂食、嚥下、顎や顔面部の姿勢に問題を伴うことが多くあり、矯正治療に加えて言語治療、MFTの併用が必要となることがあります。

MFTは患者さんの協力と努力が必要な治療ではありますが、大変有効な治療であり、矯正治療前の自発的な改善ばかりではなく、治療期間の短縮や治療後の歯列の安定効果も期待できます。

当院でも、機能障害を伴う不正咬合の患者さんではMFTを積極的に取り入れています。

ご興味のある方は是非ご相談ください。

以上、口腔筋機能療法(MFT)についてお話ししました。

学校歯科検診に行ってきました

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

昨日は岡山市内の多くの小・中学校の歯科検診でした。

私も、校医を担当している小学校へ行ってきました。

 

多くの児童はむし歯がないのですが、何人かに一人は5本以上のむし歯があり、二極化の状態であると感じました。

また、むし歯の有無にかかわらず、歯垢や歯石の付着がみられる児童も結構おり、歯肉の腫れがみられる人もいました。

 

検診の結果は学校から書面で通知されます。受診を勧められた方はかかりつけに診察してもらいましょう。

学校歯科検診について

岡山市のうえき歯科・矯正歯科です。

今回は学校歯科検診についてお話ししたいと思います。

学校歯科検診は小学校、中学校で年に一度行う歯科検診です。

検診後は〈結果と受診のおすすめ〉の用紙を学校から配布されます。

学校歯科検診で診査する項目

学校歯科検診では、現在ある歯すべての状態を一本ずつ確認し、健康な歯、要観察歯、未処置歯、喪失歯、処置歯のいずれかを記入します。

歯周疾患については歯垢と歯石沈着の有無、歯周疾患要観察、歯周疾患罹患を判定します。

その他、歯ならび、顎関節の異常があれば記入します。

むし歯の判定

むし歯の判定は、歯の色が黒い、茶色いだけのときは要観察歯とし、むし歯によって明らかに歯が欠けているときに未処置歯(むし歯)と判定します。

ですから、要観察歯でもかかりつけ医では治療が必要となることがありますので、放置せずに診察をうけましょう。

歯ならび、かみ合わせの判定

歯ならび、かみ合わせに関しては、問題があってもすぐに治療を行わなくてよい場合があります。

矯正歯科を受診され、状態と治療開始時期についてお話しを聞かれるのが良いでしょう。

 

以上、学校歯科検診についてお話ししました。